メディカルリンパドレナージ

1.メディカルリンパドレナージとは

治療室シーズでは、メディカルリンパドレナージを行っております。
乳がんや子宮がんなどの手術後、リンパ浮腫でお悩みの方に、専門のセラピストによる適切な治療とセルフマッサージをご指導しております。
近隣大学病院のドクターからご紹介いただいた患者様も 多くご利用いただいております。

メディカルリンパドレナージは、ただ、マッサージを受けるだけのものではありません。
 1.ドレナージ 
 2.圧迫療法 
 3.運動療法
の三本柱からなっています。
サロン風の明るい雰囲気の治療室で、リラックスしながらご自分の体について、勉強していきましょう。

1-1.リンパ浮腫とは

乳がんや子宮がんの手術後の影響などのため、リンパ液の流れが滞り、手(腕)や足(脚)が腫れ、重圧感・だるさ・疲れやすさなどを感じます。

むくみを感じたら、できるだけ早期に専門医や主治医により適切な診断を受け、リンパドレナージや圧迫(弾性包帯・弾性着衣)などによる治療を始めることが大切です。

 リンパ浮腫は術後、いつでも、何年過っても発症する可能性があります。

また、免疫力の低下により、赤い斑点、痛み、発熱と伴う蜂窩織炎を合併しやすくなります。
蜂窩織炎は、放置したままでいると、悪化した場合、入院が必要になります。

 ドレナージの施術を受けるだけでなく、ご自宅での過ごし方の注意点やセルフケアの方法など、ご自分で正しい知識を身に付け、大切な体を守っていきましょう。

1-2.治療の手順

1.問診、計測等を行い、病状にあわせたリンパドレナージや圧迫療法や運動療法を行います。
それぞれの患者様の状態・環境・条件に合うオーダーメイドの療法を行っていきます。

2. 日常生活におけるセルフケア(生活の注意点、セルフドレナージ、圧迫療法、運動療法)をご説明していきます。

3.繰り返しセルフケアのご指導やサポート

4.主治医の先生への報告書の作成し、病院と連携して治療をすすめてまいります。

上肢
下肢

1-3.保険適応について

 残念ながら、日本ではリンパドレナージの保険適応は、まだ進んでおりません。
 ですが、2008年より弾性包帯・スリーブ・ストッキングなどの用品については、個人々に合わせて必要なものを保険適応で購入することができるようになりました。

それには、医師の指示書が必要になります。
区役所での保険申請の方法は、お伝えいたします。

弾性包帯類

シーズでは、サンプルをご用意しておりますので、自分に合うものを慎重にお選びいただき、購入までの期間を患者様にストレスなく、スムーズに進められますよう、お手伝いいたします。

流れは、以下のようになります。ご覧のとおり、実際に手にするまでには、お時間がかかります。
患者様も、そのためのご協力をお願いいたします。

1.

当院で治療→患者様に合った弾性着衣を選ぶ(サンプル試着により選択します)

2. 指示書の依頼 報告書作成→ 指示書の依頼
3. 指示書の確認
4. 取扱い業者に発注
5. 品物が届いたら、患者様にご連絡

2.お電話いただく前に

電話でのご相談・ご予約は、お聞きしたいことが幾つかございますので、少しお時間をいただきます。
お時間に余裕のあるときにおかけください。

また、他の場所でドレナージを受けたことがあり、お手持ちの物( 弾性包帯・弾性着衣 など)がある場合は、初回治療時にお持ちいただき、治療の参考とさせてください。

分からないこと、困っていること等がございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

3.担当スタッフ

リンパドレナージ担当スタッフ

4.料金一覧表

下記ボタンをタップし「料金一覧表」 ご覧ください。